脂肪細胞について

こんにちは!
MYroutinGYM目黒店の浅田です。
本日は脂肪細胞について書いていきます。

体の大半の脂肪細胞を占めている、「白色脂肪細胞」。「WAT」とも呼ばれるこの細胞の働きは、「脂肪を貯め込むこと」です。この白色脂肪細胞が増大してしまうと、肥満になりやすくなります。白色脂肪細胞は言わば「ダイエットの敵」なのです。白色脂肪細胞は誰にでもあり、胎児の頃や乳児期、思春期に集中して作られ、一度作られると減ることはありません。成長過程において必ず作られるので、白色脂肪細胞があること自体は問題ではありません。問題なのは、白色脂肪細胞が余ったエネルギーを貯蓄して、結果として肥満を引き起こしてしまうことです。

「BAT」と呼ばれる「褐色脂肪細胞」は、人間の限られた部位にしか存在しない脂肪細胞です。主に肩甲骨周りの背中、胸、首周り、脇の下、心臓などに少量だけ存在しています。「脂肪細胞」という一見すると肥満に関わりそうな名前ですが、実は褐色脂肪細胞は脂肪をエネルギー熱に変換してくれる働きを持っているのです。「褐色脂肪細胞がたくさんあれば痩せられるのでは?」と思った方も多いかと思いますが、残念ながら褐色脂肪細胞は幼児期が最も多く、大人になるにつれて減少するものなのです。褐色脂肪細胞の働きが30%落ちると、体重が1年で7キロ増えるともいわれています。つまり、褐色脂肪細胞は量よりも質が大切といえます。

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